2008年11月18日
埴輪窯朝鮮式登り窯発見
佐賀県唐津市浜玉町仁田古墳埴輪登り窯
西九州道建設に伴い発見された古墳埴輪窯で佐賀県では初めてです
200~600年頃土を盛って大きな墓をつくる古墳時代の窯です
丁度卑弥呼がいたとされるころですね
埴輪は野焼きで焼かれてましたがある時期朝鮮半島より登り窯が導入され
こうした技術を持った専門の埴輪工人がいたといううことです
今回発見された埴輪窯は砂岩層の山なりに掘った8mの窯で
胴木間と焼成室とわかれた完全な登り窯です
この写真は焼いてる最中に天井の一部部がこわれ埴輪がそのまま
放置されその時の状態そのままで保存されてます
おもしろいことに出てきた円筒埴輪の内面に青海波があり
古唐津とおなじたたき作りだったことです
このような焼かれたままの状態で発見された貴重な埴輪類
日本で最西の埴輪窯だそうです
Posted by 流石
at 08:20
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