2010年12月16日
東田代窯陶片
ダム工事にて水没する東田代窯、A,B,C窯と3基ありました
この窯は中里太郎右衛門氏の初代喜平次が最初に居たとされるんですが
残念ながら確証はありません、一緒に観察した中里重利氏と中里紀元氏も
感深げに見入っておられたのが印象的でした
長さは約30mで、14~15室、勾配は計測してないが20度はありそうです
甕や壺主体の窯で、内面に青海波が出てる叩き作りです、
少しですが青海波ではない角当て木の文様もありましたね
雑器に混じって少量ですが絵唐津の小皿も出土、絵は簡単な抽象文
年代的には1600年から1620年の間の窯です
耳付の茶壺が少量出土、茶器も少しながら生産されてたんでしょうね
Posted by 流石
at 21:41
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